腰痛の人が真っすぐ上向きで寝れないわけ

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コンディショニング&鍼灸治療院 SoLです

『腰痛の人がなぜ真っすぐ寝れない』のか?

腰痛がある方の寝方は、横向きか身体を丸めて寝てはいないでしょうか!

どうして、このような寝方になってしまうのか!

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真っすぐ寝れない要因はこの筋肉に原因が

大腰筋(だいようきん)という筋肉の走行(起始停止)が大きく関わります

働き→ももを上げる(ももの屈曲)
ももを固定すると座った状態で体幹が屈曲(腹筋の動き)

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大腰筋の柔軟性が失われることがトラブルの原因!

起始・停止(筋肉のつく場所)が腰からももの前になります
座った状態(筋肉が縮んだ状態)や立っている状態(筋肉が伸ばされた状態)を長く続けるとストレスの掛かる状態になってしまいます


「大腰筋」と聞いて、聞きなれない筋肉の名前かも知れませんが、テレビなどで ”腸腰筋”(ちょうようきん)と言われていて、こちらだ1度はと聞いたことのある方もいるかも知れません


腸腰筋とは総称の名称で実在の筋肉名ではありません

腸腰筋と言われている理由
3つの筋肉の作用→屈曲(股関節を曲げる)
筋肉の停止部位(オレンジ色〇)大腿骨小転子に3つの筋肉が付くこと

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腸腰筋と総称されていますが、大腰筋と腸骨筋の屈曲の働きには違いがあります
※当院では、この点から筋肉を分けて考えるため腸腰筋という名称は使いません


働きの違い


起始部(筋肉の始まりが骨盤からと腰骨からで違います)
この違いが働きの違いに繋がります!!
大腰筋は身体の中心部分にあることで、真っすぐ股関節を引き上げます

腸骨筋は骨盤の内面に付着しているため、引き上げ動作が少し外側に引き上げてきます

引き上げる動作に角度に違いが生じます

真っすぐ寝れない理由

特に座り仕事の方に多いです

座っていることで、常に大腰筋が縮んでいる状態となり、立った姿勢がストレスを感じて痛みとして身体に知らせます(急に筋肉が引き伸ばされるため)

朝の起き上がる動作はしんどい

簡単にしてますが、結構負担のかかる動作です

腰痛を起こしていると朝起きる動作かなり大変です


大腰筋はとても重要

大腰筋を調整することで目元やほっぺたや口角などの高さに違いが生じます

全身の繋がり

全身は筋膜という膜で繋がています
(膜で繋がっているので全身タイツを着ているような状態になります)
どこかに問題があるとそこに引っ張られ別の場所に問題が生じます

腰痛をお持ちの方の特徴

腰痛になられている方の特徴として大腰筋の柔軟性低下がみられます

大腰筋の柔軟性が失われていることで、前のめりになり膝を軽く曲げて猫背の姿勢をとっている方が大半です

この姿勢をしていると見た目が実年齢より老けて見えてしまいます

寝ている姿勢で何が起こっているのか?

大腰筋がストレッチされている状態なのです

寝ている時間は、人それぞれですが6~8時間ぐらい睡眠時間があるとすれば、大腰筋の柔軟性が失われていれば常にストレッチされ、つらい姿勢となります

夜中に痛みで起きてしまう方もいるかも知れません

当院では、このような症状の方の改善に向けて施術+トレーニングを指導させていただいております

当院は
神奈川県足柄上郡にあります
はり”と”メディカルテーピング”を組み合わせて施術する!
急性期~慢性期も施術可能な治療院


スポーツ疾患
(捻挫・肉離れ・オスグッド・シーバー病など)
腰痛・膝痛・肩痛などの
長引く痛みの改善に力を入れております
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