目次

コロナウイルスに負けないために腸内環境を整えよう

腸内環境が体調に重要な役割をしている

腸内環境の健康への影響

腸内環境を整える方法

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腸内環境が体調に重要な役割をしている

 便には大腸の状態を知らせる情報が、たくさんつまっています

健康のバロメーターである便の成分は、実は80%が水

便秘になると水は70%前後に減り、

下痢では90%以上になることもあります

水以外の20%の成分

「食べ物のカス」・「はがれた腸膜」・「腸内細菌」

腸内細菌には人に良い影響を与える善玉菌

反対に人に悪い影響を与える悪玉菌

善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方へなびいて働く日和見がいます

善玉菌が有利か、悪玉菌が有利かで、腸内環境は日々違いが出ます

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腸内環境の健康への影響

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腸内環境が悪くなってくると、まず現れてくるのが「お腹の不調」
腸内細菌のバランスがよい時、小腸では食べたものから栄養素や水分をしっかり吸収し、残りカスが大腸へと送られ、やがて便となり排出されます
しかし、悪玉菌が優勢な時は、大腸で便が滞るようになります
これが便秘です


高齢者の便秘


蠕動運動(ぜんどううんどう)を支える腹筋や横隔膜などの筋力が衰え、腸内の善玉菌の数も減少しているので便秘になりやすいといわれています

※蠕動運動→消化した食べ物を腸の中で移動させたり便を体外へ排出させたりする動き

悪玉菌の優勢は、下痢になってしまうこともあります
下痢は便秘とは逆に蠕動運動が活発になりすぎることで起こります


便秘や下痢は、腸内環境が悪くなることで起こる初期の症状


この症状で、腸内ではさらに悪玉菌が活発に働き、アンモニアやアミンなどの腐敗物や有毒ガスが発生します
これは臭いオナラや便の原因であるだけではなく、腸の粘膜の毛細血管をとおして全身にまわってしまいます
やがて皮膚から皮脂や汗にまぎれて排出されるため、肌荒れの原因にもなっています

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便秘により肌が荒れてしまう

腸はまた、私たちの身体を敵(病原菌やウイルス)から守る、免疫の一大基地です
この基地には「腸管免疫(ちょうかんめんえき)」という免疫システムが備わっており、私たちが健康な毎日を送れるよう、病原体の発見や情報伝達、病原体そのものへの攻撃などの役割をはたしています
腸管免疫は腸内環境が悪くなると機能が弱まってしまい、病原菌が体内で増殖を始めます
腸内環境の悪化は、病気にかかりやすい身体になってしまうことにつながります

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腸内環境を整える方法


腸内環境を整える方法で重要なポイントは、腸内での善玉菌の割合を多く保つことです
腸の状態がよくなると悪玉菌は棲みづらくなり、反対に善玉菌は快適に働けるようになります
善玉菌を増やして、腸内環境を改善していくことが必要です

まず、善玉菌を増やす方法としてあげられるのは「乳酸菌」


乳酸菌は善玉菌の一種で、糖類を分解して乳酸を作り出します
この乳酸菌を摂取することは、腸内の善玉菌に援軍を送ることになります
そして、この乳酸菌を元気にする方法に「オリゴ糖と食物繊維」の摂取があります
オリゴ糖と食物繊維は、腸内を乳酸菌が働きやすい環境に整えてくれるためです
また、腸内環境を整える方法には、「腸そのものを整える生活習慣」


重要なことは、適度な運動や十分な睡眠時間、朝食を抜かさないことなどです


適度な運動:体の振動や筋肉の動きが腸内の便の動きをサポートする

自粛で思うように身体を動かしに行くことは難しいですが、工夫すれば運動はできます

自宅の階段の往復や自重を使ったトレーニングなど


十分な睡眠:朝起きた時に便をS状結腸まで送る

※夜更かしをし、昼頃まで寝ていては十分な睡眠時間とはいいがたいです

体内時計というものが存在しますし、成長ホルモンが出るゴールデンタイム(22時~2時)しっかり寝ているようにしましょう陽の光を浴びることも重要となります


朝食を食べる:理想的な排便タイムの訪れ

空腹時間を長くしてしますと、食べたものの栄養を貯め込もうとして、太りやすくなります

貯め込もうとする反応は、人が持っている細胞の関係で、大昔なかなか食べ物が食べられず、生命を維持しようとする名残が残っているためです


乳酸菌を摂りながら、規則正しい生活をすることで、腸を整え、健康な身体をつくりましょう

腸内環境が整えば免疫力も高まり、新型コロナウイルスへの抵抗力も高まります

早寝早起きを心掛けましょう

食べ物は、旬の食べ物を取りましょう

当院は
”はり”と”メディカルテーピング”を組み合わせて施術することで
急性期~慢性期疾患にも施術可能な治療院です

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