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こんにちは
コンディショニング&鍼灸治療 SoLです
緊急事態宣言が解除され、徐々に部活などの運動が再開され始めてきましたが、当院では、最近ケガをしてしまった患者さまが増え始めています
ケガをしてしまった後の対処法をお伺いすると、間違った手当をしているケースが多々見られます
例えば
・庭の作業をして腰が痛くなったから、マッサージ機をしてお風呂に入って寝たら翌朝、痛みが悪化した
・運動をして痛めたので、アイシングをしてストレッチをしたなど
一見よさそうに思う手当ですが、間違っていることをしてしまい、状態を悪化させてしまい、回復までの時間を遅らせてしまうケースもあります
正しい手当を知って早期復帰を目指しましょう
では、どうしたらよいのか?
今回は
ケガをしてしまった後の手当
・「PORICE」と「RICE」の違い
・処置の全てが必要か
・痛み止めは飲んでも大丈夫なのか
などについて触れていこうと思います
『POLIE』・「RICE」とは
応急処置の方法のことです
「RICE処置」は、耳にされた方は多いか知れませんが、近年は「POLICE」の処置の方が一般的になってきていますが、どこが違うかみていきましょう
POLICE処置
Protection(保護) → P
Optimal Loading(適切な負荷) → O・L
Ice(冷却) → I
Compression(圧迫) → C
Elevation(挙上) → E
RICE処置
Rest(安静) → R
Ice(冷やす) → I
Compression(圧迫) → C
Elevation(挙上) → E
冷却・圧迫・挙上の3点はどちらも同じですが、一番の違いは「安静」か「適切な負荷」という点です
「Rest」安静ではなくP(Protection : 保護)とO・L(Optimal Loading : 適切な負荷)に換わってきているそうです
動かさないか、積極的に動かすかで、回復までに大きな違いが出てきます
ただ痛みがある中で動かすのはNG ✖
炎症が進み、症状を悪化さてしまう恐れがありますので注意が必要です
本当に必要か?
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
圧迫・挙上の部分は大出血や開放性骨折(骨が外に見える)などの重傷の場合などは、出血を抑えなければいけないので必要性が高いと思いますが、大出血などをともなわない軽症の場合は圧迫・挙上より積極的なO・L(適切な負荷)が必要だと考えます
圧迫・挙上をしないわけ
圧迫・挙上は血流を悪くするためです(症状・状態によっては必要です)
ケガを治すには、血流が必要です
血液には、栄養が多く含まれていてケガの回復には必要不可欠だからです
腫れや炎症は積極的にアイシングを行い炎症を抑えましょう
ケガ後からすること
・積極的なアイシング
・お風呂を控える(汗などで汚れている場合は短時間のシャワー)
アイシングは60分サイクル
アイシングは受傷後72時間(3日間)が特に重要
冷やす時間→15~20分(目安は痛めた場所の感覚が無くなるまで)冷たさを感じなくなるまで
氷を使うことが肝心
湿布・保冷剤はNG ✖
15分前後、冷やしたら氷を外してしばらく時間を置く(痛めた場所の温度を触ってみて確認する)
目安は40分前後(ケガの重症度で熱の戻り方に違いがあります)
重症度が高いと熱の戻りが早いので、40分前には熱を感じることが有りますので、置く時間を短縮する必要があります
他の場所より触って熱くなっているようであれば、また冷やす
出来るだけ繰り返す
冷やす・置く時間を1サイクルと考えると約60分となり、これを出来るだけ繰り返す
面倒だから、冷やし続ければ良いじゃんと思うかもしれませんが、冷やし続けると凍傷になる恐れがあります
しっかり血液を戻すことも大事です
NG ✖
・温める
・患部をもむなどのマッサージ
・ストレッチ
温める
特に受傷後72時間のお風呂は、症状を悪化させる危険が
ケガが治ってからのお風呂は、血流が高まり疲労回復などの効果がありますが、ケガをしている場合は、血流が増し炎症を広げてしまう
もむなどのマッサージ
痛めている所を刺激してしまえば、やはり炎症を広げてしまう
ストレッチ
痛めてしまったところをストレッチは炎症を広げてしまう
筋肉を傷めている場合、筋肉を伸ばすのと縮めるのでは、筋肉はどちらの方が切れやすいか!と考えればストレッチは危険行為
Optimal Loading(適切な負荷)をする前に
当院で行う、メディカルテーピングは効果的です
いらしゃる時にアイシングをしていただき、施術はメディカルテーピング
症状は軽度だったため、圧迫や挙上は無し
痛みのない動きを積極的に行い、運動後はアイシング
メディカルテーピングは腫れなどで圧迫された患部を解放します
解放されると痛みが和らぎ、動かしても最初の痛みを感じなくなることが当院では多くなります
動かして血流を回してより早い患部の回復を図ります
メディカルテーピングはテープを引っ張って貼らないため、数日(当院患者さまは7日~10日)貼り続けることが出来ます
貼り続けることで、継続的に施術を受けている効果が得られます
圧迫をすれば血流量が減り回復を遅らせます
また筋肉の萎縮を誘発しますし、血流が減ることで身体の防衛反応が出て、痛みとして本人に知らせるようになっています
酸素は細胞の栄養!!
多くの血液が損傷した場所には必要
ただ炎症・腫れは回復の妨げとなりますので、それを防ぐためにアイシングをして取り除きましょう!
サポーターやコルセットは回復の妨げ⁉️
サポーターやコルセットは締め付けるのでNG ✖
サポーターをしていて身体を動かしていると、徐々に痛くなったりシビレたりすることは無いでしょうか?
これは血流量が落ち細胞が酸欠を起こして悲鳴を上げている状態です
これ以上、血流が来ないのは危険なので痛みとして知らせています
これらの症状は身体に対しての危険信号
サポーターなどは、抵抗場所が出来るので、力が入りやすくなり一見楽にはなります
ただ、1度使用すると、必要な筋肉が落ちてしまい外せなくなってしまいます
痛み止め
薬局や病院などで痛み止めの薬がありますがどういった効果があるのか!
良く耳にするロキソニン、ボルタレンなど:NsAIDs(非ステロイド消炎鎮痛薬)
炎症を鎮める→炎症をおこす化学物質を増強させるプロスタグランディンという物質の産生を抑える
プロスタグランディンは炎症時以外に、常時胃腸や腎臓の血流をよくしたりする作用のものが存在します
ロキソニンなどではそれらも抑えてしまうので胃腸や腎臓が障害される
リリカ・カロナールなど色々な種類の薬が存在します
痛み止めを飲んでの運動は ✖
痛み止めは痛みを感じなくなっているだけで、炎症などは残っています
これで運動をしてしまうと故障はもっと重症になってしまいます
安易に痛み止めを飲んで運動してしまうと重大な故障に繋がる危険性が増大してしまいます
そもそも
痛み止めは医師による処方薬なので第三者が提供するのはダメ✖です
薬局で売っている薬を本人が買って飲む分には良いですが指導者やトレーナーなどが渡すのは✖
痛み止めを飲んで運動する前に出来ることが有ります
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当院は
”はり”と”メディカルテーピング”を組み合わせて施術することで
急性期~慢性期疾患にも施術可能な治療院です
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(捻挫・肉離れ・オスグッド・シーバー病など)
腰痛・膝痛・肩痛などの
長引く痛みの改善に力を入れております
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